2018年5月22日火曜日

「ずるさ」は理解を加速させる


適当な整数を代入してみたら方程式が成立したから、と言ってテストの答案に計算過程なしに答えだけ書いてくる生徒は、先生からしてみたらずるいものです。
しかしそのような生徒が方程式の解き方を会得すると、ずるさ無しに勉強してきた生徒よりも方程式を解けるようになります。もちろん誰しもが経験を積めば簡単な方程式などはスラスラ解けるようにはなりますが、そこには経験といういわば一種のずるさがあるわけであります。

大切なのは教科書のような考え方ですが、同じ授業を受ける生徒はみんな同じ事を学ぶわけですから、そこでどれだけずるさが働くかによって成績の優劣がついてくるものです。無論、ずるさだけしか働かず、あまり勉強しないといった生徒は根本的に間違っていますが、そのずるさを利用して、成績を上げてやるというのも親や先生の仕事です。


ライター; Minem
(e-mail: minemengineering@gmail.com)
Twitter → @Minem_eng

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